月に1回ほど宿泊するホテルの朝食は、スクランブルとオムレツ、ジュース類、珈琲か紅茶、パンの種類の選択を変えない限り、ほとんどメニューは変わらない。7時から9時半頃までが朝食時間帯になっているが、観光・買い物などで利用している客層の多いせいか遅い時間ほど混んでいて、7時台は比較的空いていてゆっくりできる。
それが、ここ2回ほどは7時台それも20分を過ぎると順番待ちになっていた。すぐ近く2〜3分に同じ系列のホテルがあり、そこにもレストランがある。満員で順番待ちする時間的余裕のない客は、そのもうひとつのホテルのレストランに行くこともできる。これは、食券にも書いてあることで、以前からもそのシステムはあり、順番待ちが面倒でそちらへ行ったこともある。最初から「満員の場合は」という条件が設定され、苦情の一歩手前で一線が引かれているとも言える。
それにしても、開始からわずか15分ほどの間に入らなければ、満員になってしまうというのは納得できない気持ちもある。客にとってはゆったりしているが、バイキング方式でないため、ひとり客でも四人分のテーブル席を占有してしまうという効率の悪さもある。
僕自身は、待ち時間なく座れたのでよかったもの、そのあとやってくる客への対応を聞いていると、落ち着いて食べてはいられない気分になった。これまで8時前ぐらいまでは、そんなに客の集中もなく、のんびりしていたのにどうしてこうなったのだろうか、そればかりきになってしかたなかった。
ひとつには、観光客よりビジネス客の比重が多くなっているのではないかと思える。ビジネスホテルとしてはやや高目ではあるものの、旅行パックや季節キャンペーン企画もあり割安で泊ることもできる。交通の便がよい場所なので、景気低迷もあってビジネス客の利用が増えているのではないかと推測する。
もうひとつは、レストランの給仕を担当する従業員が不足している気がする。食事を終わったテーブルをセットし直すのに時間がかかる。空席があるにもかかわらず、新たな客がきても、すぐに座れない状態になっていた。予約客数から朝食付きの客数は予測できるはずで、レストランの混み具合に対応した人の配置もできるはずだが、職員数が減ってローテーションも難しいのだろうか。僕自身は、ぎりぎりセーフの時間帯にレストランに入っているので問題はないし、従業員の仕事ぶりを評価して苦情を言うつもりはない。ただ、経営側の姿勢に変化があるのか、レストランの存続に影響がないのだろうかと今後を心配している。仕事にでかける前のひとときを過ごす場所は、いつもそこに、同じようにあってほしいと思っているがゆえに。
そんな朝食を済ませてから、大手町まで地下鉄を乗り継いで、幾つもの通常総会などに出席してきた。



人の配置と仕事ぶり、仕事のしかた。
仕事の優先順位と順番待ち。
対応についての受け止め方の相違。
それぞれがどういう受け止め方をしているのか。
相互に意見交換する場は別のところで必要。
理解しているようでいて、微妙に或いは大きくずれているのではないだろうか。